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サロンワーク

ネイリストの勤務先や働き方、サロンワーク業務について説明いたします。

勤務先の種類

ネイルサロン風景 多くのネイリストの勤務先として「ネイルサロン」があげられますが、それ以外にもネイリストには複数の活躍の場があります。ここではネイルサロンとネイルサロン以外の勤務先とそれぞれのメリット・デメリットをお伝えしています。

◆ネイルサロン
ネイルの施術をメインに行うサロン。大きく分類すると、「個人経営のサロン」「ネイルスクールが経営しているサロン」「系列店が複数あるサロン」の3つがあり、店舗によりコンセプトや施術メニュー、お客様の層、1店舗あたりのネイリストの人数等が大きく異なります。

◆ビューティーサロン
ヘアやエステティック、まつ毛エクステ、メイク等、他の美容関連店の一角でネイルの施術を行うサロン。(複数の美容施術が可能なトータルビューティーサロンも含む)
【メリット】ネイル目的で来店されるお客様以外を集客できる。他美容業界の方と携われる。
【デメリット】他業種の方の施術と同時に行わなければいけない場合がある。(ネイルし辛い体制での施術を行うことがある)

◆ホテル
ブライダル挙式を行っているホテルや、サービスの一環としてネイルを取り入れているホテル内のサロン。
【メリット】ホテルの方にお客様のご案内頂く為、ネイリスト自身が販促活動をする機会が少ない
【デメリット】ネイルのデザインや施術メニューに偏りがある。

◆サロン開業
企業に属さず、自宅や個人で契約した店舗を使用してネイル施術を行うネイルサロン。
【メリット】施術メニューや勤務時間、コンセプト等を全て自身で決定出来る事。売り上げによりサロン勤務より収入を得られる可能性がある。
【デメリット】契約・売り上げ・税金等の金銭管理、サロン運営、広報を全て自身で行わなければならない。問題が発生した際に全責任を持って対処しなければならない。収入が不安定である。

◆イベントブース
総合デパートや娯楽施設、住宅展示場等の一角でネイルの施術を行うブース。(派遣や委任委託としての契約形態が主)
【メリット】短期間あるいは1日単位での業務が可能。自身のスケジュールに合わせて勤務できる。沢山のお客様を施術できる(イベント内容による)。
【デメリット】お客様や開催店舗がネイルイベントに慣れておらず業務が滞るケースがある。自身で道具を準備・持参しなくてはならない。(イベント内容による)

◆ネイル講師
ネイルスクールやセミナー等で、講師として施術や技術の解説を行う業務。
【メリット】比較的勤務時間を自身に合わせられること。自身が伝えた技術・知識で生徒の方の上達を見る事が出来ること。
【デメリット】教えるに値する知識・技術を持ち合わせていないと務まらない。難易度の高い資格(JNA認定講師)を取得していないと就職の可能性が低い。
※勤務先により一部例外もあります。
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働き方~雇用形態~

ネイリストにも、様々な働き方があります。雇用形態別にネイリストの働き方をご紹介します。

正社員
正規雇用で企業と契約し勤務している方。正規社員(せいきしゃいん)とも呼ばれる。
ネイルサロンでは、週5日以上・フルタイム(実働8時間)勤務のネイリストを指すことが多い。(基本的には雇用保険加入対象/条件により有給取得がある。)
パート・アルバイト
非正規雇用で企業と契約しており勤務している方。1週間の労働時間が正社員(フルタイム)より少ない方が多い。
ネイルサロンでは、扶養控除の適用範囲内で勤務される方、主に家庭事情・両立により開店~夕方まで、週1~4日のシフトで勤務する方を「パート」、学校の授業等により午後~閉店まで、週1~4日のシフトで勤務する方を「アルバイト」と呼ぶことが多いが、どちらも勤務内容や勤務条件に明確な定義はありません。(雇用保険加入の有無は月の勤務時間により異なる/条件により有給取得がある。)
派遣社員
人材派遣会社に登録し、紹介を経て派遣会社から勤務先に派遣されている方。企業と直接雇用契約を結ぶわけではなく、人材派遣会社と雇用契約をしているので、給与の支給や保険手続き等は主に派遣会社が行う。
ネイルサロンでは、勤務シフトや時間に関わらず、上記に該当している方を「派遣ネイリスト」と呼ぶことが多い。契約期間が決まっており、更新する場合は再度契約を交わすかたちになる。雇用元が正社員やパート・アルバイトと異なる為、時給や勤務ルールが店舗規定と異なることがあります。
受託
企業と雇用契約を結ばず、自身が個人事業主として契約し、仕事を引き受ける働き方。1日単位で契約を結ぶことがある為、ネイリストとしては、期間限定のイベントや繁忙期のみ勤務する方が多い。(個人事業主扱いの為、確定申告の際は支払調書を自身で提出する事が必要です)

ネイリストの役職と業務

ネイリストにはお客様への施術以外にも様々な業務があります。

《業務内容一例》
・予約表作成/レジ現金管理/清掃/電話対応/ネイル関連商品販売/ネイル施術/サンプル作成/他スタッフへのアシスト/店舗ディスプレイへの品出し/フライヤー配布/備品発注/カルテ記入/売り上げ計算/ミーティング/器具の消毒等。

その他、役職・役割により、新人スタッフの指導や全体スタッフへの技術指導、売り上げ管理などの業務が発生する場合があります。※店舗により役割やルールが大きく異なります。

サロンワーク~1日の流れ~

サロンワーク ネイルサロンの営業時間にもよりますが、ネイリストの勤務時間はシフト制になっている店舗が多数です。
早出当番(開店準備も担当)と遅出当番(閉店準備も担当)があり、フルタイム勤務をした場合おおまかに下記のような流れになります。
※あくまで一例です。お店のピーク時間や開閉店時間により同じ店舗でも変わります。下記はお客様施術時間は30分~2時間/1名程度、施術人数は1~5名/1日程度目安です。

《早番で勤務した場合:例》
AM9:20 出社。着替え。(白いシャツ、黒いパンツ、エプロンなど)

AM9:30 開店準備。(予約確認、カルテ出し、道具のセッティング、清掃、レジ入金など)

AM10:00 開店。

AM10:00~PM14:00 業務。(お客様の施術・他ネイリストのアシスト・ビラ配り等)

PM14:00~PM15:00 休憩。

PM15:00~PM18:20 業務。(お客様の施術・他ネイリストのアシスト・サンプル作成等)

PM18:20~PM18:30 片付け。(日報記入・カルテ記入・道具片付け等)

PM18:30 着替え。退社。
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ネイリストのスキルアップ

ネイリストになってからも、働きながらスキルアップしていくことが可能です。
お客様へ施術を行ううえで目標を持ち、技術向上に励むことは大切なことでありネイリストとしてのやりがいにも通じます。
・アシスタント業務に慣れた後、沢山のお客様への施術を経験すると自然にスキルがあがっていきます。
・資格の取得を推進していたり、研修制度を設けているサロンであれば、積極的に活用してのスキルアップが可能です。
・サロンワークと両立してスクールセミナーに通い、資格取得やスキルアップすることも可能です。
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しかし、働きながらスキルアップや資格取得(特に、JNECネイリスト技能検定1級や認定講師資格等、難易度の高いもの)は、日常的なサロンワーク用の練習だけでなく業務終了後の受験用練習時間も必要となりますので、体力的・精神的に辛くなる可能性があります。
スキルアップを目指すことは良いことといえますが、無理をしすぎず、計画的に行うことも心掛けてください。
※取得・習得できる機会があるようでしたら、なるべくスクール在学中に多くの資格を取得しておくことをお奨めします。
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ネイリストになってよかった事

ネイルスクールtricia卒業生の声
・仕事じゃないみたいに毎日楽しいです。
・毎日お客様とおしゃべりをしながら素敵なデザインを爪に作って、すごく笑顔になって喜んで帰っていただけるのが嬉しいです。
・スタッフみんなで力を合わせてサロンを盛り上げていけることです。
・一人ではほんと何も出来ないなって感じるので、素敵な仲間の存在がありがたいです。
・初めてのネイルサロンだったので何も分からなかったけれど、先輩から優しく教えて頂けたこと。
・予約が取れた、電話が取れるようになった、レジが出来るようになった、細かい事でも毎日覚えていけることがとても新鮮で楽しいです。
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