ネイリストを目指す際に取得する検定について

2023年5月17日

ネイリストを目指す際に取得する検定について

2023年7月16日(日)開催
JNECネイリスト検定3級試験の申し込みが開始しています。(5/31(水)まで)

ネイリストを目指す方の登竜門となる試験です!
今回はネイルの検定について説明したいと思います。

検定を取得するメリット

日本国内の各種ネイル検定は国家資格では無く、取得の義務はありません。
それでもネイリストを目指す方にとって検定を取得する事は重要です。それには下記のような理由があります。

① 安全な施術を行う為の技術・知識が適切に身についている証明になる

ネイリストの業務は、お客様に美しいアートやジェルネイルを行える技術が特に目立ちます。

確かにその技術は必要であり大切なことです。

しかし、限定的な技術や一部の知識だけではネイリストは成り立ちません。
プロのネイリストには、お客様への安全な施術を行う為の技術、知識(衛生面や爪の構造等の知識、正しい手順を把握している事等)が必要となります。
検定合格へ向けた練習や勉強は、それらを身に着ける基礎となっています。
さらに、合格するによって習得した技術・知識が適切に身についている証明にもなっています。
その為、取得するかしないかはネイリストとして大きな差であり、基礎を理解しているネイリストの基準ともいわれます。

② 検定保持者を採用の条件としているネイルサロンが多数の為、就職・転職に有利。

未経験者を募集しているネイルサロンの求人を見てみると、約8割のサロンは検定保持者が応募条件となっています。資格を取得している事がお客様への信頼・安心に繋がることや、検定を通して幅広い技術や知識を持つ事により施術時のイレギュラーに対応が出来ることなど、ネイリストを雇うサロンからすると検定を持っているかどうかはそのネイリストを採用するかどうかの大きな基準になります。

 

検定取得には費用・時間が必要となりますが、プロのネイリストを志す方には重要なものとなりますので、取得しておく事をお奨めします。

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検定の種類

ネイルの検定は大きく分けて2種類に別れます。

【JNECネイリスト技能検定】

ネイリストとして正しい技術と知識向上を目的とし、実践に役立たせる事を趣旨とした検定。

 

・3級:ネイルのケアやアートの基本的な技術および知識。

(全国合格率90.6%)(tricia合格率100%)

・2級:ネイルサロンで通用する技術および知識。

(全国合格率59.9%)(tricia合格率96%)

・1級:ネイリストのトップレベルを目指す総合的な技術および知識。

(全国合格率51.2%)(tricia合格率85%)

参考元:JNECホームページ(合格率は2022年秋期)

【JNAジェルネイル技能検定】

プロのネイリストとしてジェルネイルを施術するための技術や知識に関する検定。

・初級:ネイルケアとジェルネイルの基本的な知識および技術。
・中級:ネイルサロンでネイルケアやジェルネイルを行うために必要な知識と技術。
・上級:スペシャリストとして必要なジェルネイルの総合的知識と技術。

必要な技術と資格

まず、「ネイルサロンへの就職」 を目指す方は、

JNECネイリスト技能検定2級を最低限取得しておく事をお奨めします。

(3級を取得していないと2級の受験が出来ませんので、3級が必須となります)

その理由としては、ネイルサロンの求人の応募資格に”JNECネイリスト技能検定2級以上”という条件を記載しているネイルサロンが多数なためです。
2級を取得していればある程度のネイルサロンへの応募が可能です。逆にいうと、2級を取得していないと選べるサロンの幅がかなり狭まります。
JNECネイリスト技能検定3級・2級では、ネイリストに必要であるお手入れの基礎ネイルケア やマニュキュアの筆運び・綺麗な塗り方、ペイントアート等の「基本の技術」と衛生や消毒~爪の構造、病気とトラブル等の「基礎的な知識」を習得出来ます。
ネイルサロンでの需要が高いジェルに触れる事がないJNECネイリスト技能検定2級を応募資格としているネイルサロンが多いのは、それほど、2級で習得する基礎が重要という事です。決して2級という資格が、ただ就職に有利だから取得した方がいいだけではありません。

 

また、併せてJNAジェルネイル技能検定中級の取得も推奨します。
(初級を取得していないと中級の受験が出来ませんので、初級が必須となります)

 

最近の求人では中級も応募資格として記載するネイルサロンが増えてきました。
ネイリストのゴールは【就職】ではなく、その先のサロンワークが重要となってきます。
現在サロンワークの主流となっているジェルの技術を行わないままの就職となると、中級を取得している方と比べてサロン研修の理解はかなり難しくなってしまいます。

上記の理由から、ネイルサロンへの就職を目指す場合
最低限JNECネイリスト技能検定3級・2級、JNAジェルネイル技能検定初級・中級
の取得を推奨します。

JNECネイリスト技能検定1級、JNAジェルネイル技能検定上級の必要性

1級試験・上級試験は応用的&総合的な技術、知識が身につく検定試験といえます。

 

JNECネイリスト技能検定1級では、アクリル素材を使用してのイクステンション(スカルプネイル)や難易度の高い3Dアート等の「応用的な技術」とJNECネイリスト技能検定2級よりもより「総合的な知識」を習得する事が出来ます。
また、ジェルネイルのオーダーが多い近年でも、アクリル素材の使用は、爪の亀裂の補修や割れ・欠けの修復を行う事で、爪を健やかに保つ・ネイルを美しく見せるための技術として用いられることが多くなっています。

お客様のご希望に沿える「かわいい」「綺麗な」「健やかな」ネイルを仕上げる・保つ為に、とても重要な技術・知識である事は間違いありません。ジェルネイル専門のネイルサロンを開業の予定でも、手法として習得しておいた方が良いと言えます。
JNAジェルネイル技能検定上級では、ジェルを使用してのイクステンションを行います。中級試験より難易度があがるポイントとしてはタイトな試験時間です。
サロンワークでは高度なネイル技術が求められることはもちろんですが、
より短い施術時間で技術を提供できることも大事な技術になります。
上級試験の合格に向けて練習を重ねることで、施術時間の短縮というサロンワークで重要な技術を身につけることができます。

いずれにしても、あらゆる爪やお客様の要望に対応出来る技術と知識は、ネイリストとしてとても大切なものです。上記を参考に期間や費用を考慮しコース選びに役立てていただければと思います。

ぜひお気軽にご相談下さませ♪
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検定合格保証の重要性

ネイルスクールには、検定取得を目指すコースに「検定に合格するまでを保証するスクール」と「合格の保証が付いていないスクール」があります。

もちろん、「合格保証」があるスクールの方が良いといえるのですが、中には費用面から「合格の保証が付いていないスクール」を選ぶ方もいらっしゃいます。

しかし、保証なしのスクールで受講を満了し、検定試験が不合格だった場合、合格に向け、再度必要回数を受講するための追加費用が必要となります。
そうすると結果として、合格保証があるスクールを選んだ方が、費用・期間が掛かからない可能性が高いといえます。

また、合格保証をしているスクールでは、生徒さんが合格されないと卒業に繋がらない為、スクール講師陣が熱心に指導を行い、合格率が高くなる傾向があります。 このような理由から、合格保証があるという条件はスクール選びの際に重要な事といえます。

 

検定スケジュール

JNECネイリスト技能検定試験

【試験開催月と検定級】
《1月》3級・2級  《4月》3級・2級・1級 《7月》3級・2級  《10月》3級・2級・1級

《全級をストレートで合格した場合》
・1月に3級受験の場合・・・1月3級→4月2級→10月1級 (3級受験から約10ヶ月)
・4月に3級受験の場合・・・4月3級→7月2級→10月1級 (3級受験から約7ヶ月)
・7月に3級受験の場合・・・7月3級→10月2級→4月1級 (3級受験から約10ヶ月)
・10月に3級受験の場合・・10月3級→1月2級→4月1級 (3級受験から約7ヶ月)

 

試験に合格するためには練習や学習することが必要になりますので、生活スタイルによって纏まった時間の確保が難しい方や、短期での取得が難しいと感じる方は、自身に合った目標を持ち、無理なく続けられるスケジュールで試験に望む事をお奨めします。

 

JNAジェルネイル技能検定

≪6月・12月≫ 初級・中級・上級

上記の日程がオフィシャルの試験日程となります。

ジェル検定はJNA認定校・JNA本部認定校の場合は自校開催が認められている試験となります。

自校開催とは・・・

各スクール・専門学校でJNAジェル検定を開催できる制度です。

受験生は各スクール・専門学校に通っている生徒・卒業生のみとなります。

試験官は一定の条件を満たしていれば各スクール・専門学校の講師が行うことが可能です。

条件を満たしていない場合は協会より試験官が派遣されます。

オフィシャルは年2回の開催となりますが、自校開催の場合は各スクールで開催日程を自由に決定することが可能です。

 

 

ネイルスクールtriciaでは年5~7回の開催をおこなっており、試験官はtriciaの講師のみで行います。

もちろん自校開催の受験でもオフィシャル試験の受験でも審査基準は変わりませんので、合格の優劣はございません。

自校開催での受験の方がオフィシャル受験に比べるとかなりリラックスして受験できるため合格率は高いです。

スクールを検討される際はぜひジェル検定が自校開催での受験可能なスクールで選ぶことをお勧めします♪

 

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検定モデルについて

現在の検定試験ではJNEC3級・2級は試験当日、モデルさんの同伴が必須となります。モデルと聞くと身構えてしまう方もいらっしゃいますが、下記の条件を満たしていればどなたでも問題ございません。

【JNA/JNECで定められている検定モデルの規定】
1.15歳以上であること(男女不問)
2.爪及び爪周りに皮膚の疾患がないこと

 

【モデル選びの際に気をつけるべき事】

①集合時間を守って頂ける方にお願いする

試験当日、事前審査に間に合わなければ失格となってしまいます。 余裕を持って試験に臨めるよう、遅刻をしないようモデルさんに お願いする事をお奨めします。

②試験前に練習にご協力頂ける方にお願いする

試験1週間までにネイルケア等の事前準備が必要になります。 また、当日までに本番同様の練習を行いイメージを掴んでおくことで 落ち着いて試験に臨む事が出来ます。

③試験まで爪を大切にして頂ける方にお願いする

試験当日、爪が折れている・欠けている状態だと 急遽補修を行わなくてはならなくなります。 最悪の場合は失格や試験の合否に影響を及ぼす可能性もあります。 モデルさんには日常の生活で爪を健やかに保つよう、ご注意頂き 万が一異変があった際は、すぐご連絡頂く様にお願いする事をお奨めします。

 

【検定別理想のモデル爪】
《JNEC3級 JNAジェル検定初級》 試験内容がネイルケアとカラーリングが主となりますので
・爪先(爪の白い部分)が短すぎない方(3mm~5mm程度)
・爪周りが乾燥していない方
・爪サイドの皮膚に厚みがない方
が理想です。
・《JNEC2級 JNAジェル検定中級》 試験内容がネイルケアとカラーリング、 長さ出しが主となりますので
・爪先(爪の白い部分)が短すぎない方(3mm〜5mm程度がベスト)
・爪サイドの皮膚に厚みがない方
・爪を横から見たとき、緩やかなカーブを描く膨らみがある方(程よいハイポイントがある方)
・爪を先端(爪先側)から見たとき、爪が緩やかなカーブになっている方(程よいCカーブがある方)
が理想です。
これは、あくまで理想であり必須条件ではありません。どんな形の爪でも上手に仕上げられる様にトレーニングする事が大切です。

 

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